このブログでは、少しずつ皆様が自分の環境を変化させていく方法をご提案したいと思います。
第1回目のテーマは人間関係です。
私たちは自分はある一つの人格のように感じがちです。
それは、私にはこんな面があり、短気なところもあればのんびりしているところも。
このような意味ではありません。
比較的分かりやすい例では、
男性の前と女性の前では全く違ったキャラクターになったり、
上司の前と部下の前では別人のように変わる方など、
このように傍から見ればあきらかな違いがある場合があります。
このような場合は意図的に変えているように考えられがちですが、
私たちはこのような面をこれほど明らかな形でなくても必ず持っています。
それは、一人の中に色んな人格がいて、
特定の人の前では自動的にその姿を取ってしまいます。
もう少し説明すると、
特定の人の前で、それぞれ違ったキャラクタ-が姿を表わす・・
お姉/兄さんのようになったり、世話好き/無関心になったり、指導者/ダメでドジな、或いは、揚げ足とり/なだめ役など・・
一見ただ場面場面で使い分けをしているように感じるかもしれませんが、
自動的にある特定の人や環境で、
このような違った人格が現れます。
これらは、経験・教育・回りから学んだ方法・先祖代々受け継いだ構造など、
自分で気が付かないうちに身についたもので、
じっと内側を感じてみると、その時には心も違ったように感じていると思います。
次回に一人の人間を構成しているこのたくさんの人格が人間関係に及ぼす影響を見ながら、どうやって改善していくかをお話ししていきましょう。
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