本日は娘様や息子様との問題について述べたいと思います。
まずは、チンパンジーと人間の子供の違いについてお話しします。
あるTV番組でチンパンジーと同じ精神年齢位の子供にある実験をしました。
それは、人の顔のある一部分だけを省いた絵を見せる実験です。
するとチンパンジーは書かれてあるその部分に焦点を向けるのですが、
人間の子供は省かれたところに焦点を向けていることが明らかになりました。
人間はそこにあることに焦点を向けることよりも、
無い部分に焦点があう傾向があるのです。
それでは、本題に入りましょう。
異性の子ども様の場合、ご自身のパートナーに対する不満などを
お子さまの行動に見出してはいないでしょうか。
或いは、自分の理想像に近づけようと子供さまの性質を伸ばすことより
矯正することに躍起になってはいないでしょうか。
自分自身で受け入れられないところを子供を通して見せられ、
ついムキになってはいないでしょうか。
人は欠けていることに焦点を向ける性質があることを知っておくと
お子様に向けている視点が変わってきます。
「欠けているもの」を矯正するのではなく、成長を促す「学び」
をサポートしているのだと知るとご両親にとっても罪悪感を持つことなく
家族の皆さまに良い影響が及びます。
「欠けたことに焦点を向けるのは、生物学的なもの。
わたしは子供の成長をサポートしている」と心で唱えるだけで
エネルギー的にも違ったものが家族間に流れていきます。
どうぞお試しください。
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