人から言われた言葉が忘れられずに何十年経っても思い出すとつらく感じる方も少なくないことでしょう。

 

特にパワハラの場合、既に力関係が決まっているので上にいる方の言葉にはエネルギー的にもパワーがこもっています。

 

受けている側の境界線は押されて弱くなり吐かれた言葉は自分の人体エネルギーの中へと侵入しやすくなります。

 

大勢の目の前でパワハラを受けた方がおられました。

その方はその時の言葉を何十年経っても折につけ思い出し、心の中で自分を責めたり相手を責めたり、そんな誤解がなぜ起こったのだろう？と悔やむ気持ちに折り合いがつかないでいました。

 

カウンセリングのあとしばらく経ってからのことです。

カウンセリングでの言葉をかみしめている間にストンと憑き物が落ちたようになり、もうその時の影響を感じなくなったと感想を述べて下さいました。

 

カウンセリングの内容は大まかにはこんな感じです。

↓↓

 

●今もう関わりのないその人が自分よりも自分の中で影響力を持っていると思いたいですか？

 

●良い人もいれば意地悪な人もいるのが世の中です。その人はその人の人格から言葉を発しているので、心無い言葉を自分の心に入れる必要はありません。

 

●その人の発する言葉は多かれ少なかれ本人自身のことを言っているのです。

ですから、ひどい言葉を受けたなら、「あ～この人は自分のことをいっているのだなぁ」とそこから距離を置いて聞き流してくださいね。

 

●特に関係のない人たちの目の前で、言う必要のないことをわざわざ言う人は「見せしめ」として利用しているのです。

そうすると他の人たちは怖がってコントロールし易くなりますから。

 

●自分の中で影響を与えることができるのは唯一自分だけです。

そんな方のために貴重な自分のエネルギーを使うのはもったいないと思います。

楽になる方を選ばれてもいいのではないかと思いますよ。

 

こんな具合にその過去の方と距離を置いてエネルギーの影響を解くカウンセリングをさせて頂きました。

 

パワハラや忘れられない言葉を忘れたい方に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

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