優しく接していてもどこかよそよそしい相手。

長い付き合いになるけれど本音を言えない。

表面だけの人間関係は少し寂しい気がしますよね。

 

でも、一歩踏み込むのはリスクを伴う・・

何故って、自分が傷つくかもしれないから。

 

心を閉ざす理由の一つは傷つくことに対する怖れです。

相手のよそよそしさも、自分が本音が言えないことも傷つくのが嫌だからです。

 

本音を言って相手から引かれた経験はあるでしょうか？

この人は信用できると思って言ったのに、違った意味合いで周囲に広がってしまったことなどないでしょうか。

もしかしたら育った環境で人には建前と本音を使い分けるようにしっかり言い聞かせられていたのかもしれません。

 

人にはいろんな感情の層があります。

同じ人なのに、大好きで同時に大嫌い・・こんな相反する感情がある時もあるんですね。

これをやりたい気はあるけれど、でも、これを始めると生活パターンが崩れるからやりたくないような気もする。

 

心を閉ざしてきた時間が長くても、自分がどのように感じ、どんなふうにしていきたいのかを表現することはメンタル面の健康にもとても大切なことです。

好きか嫌いか、したいかしたくないか、それだけを伝えると自分の内なるエッセンスを表現できません。

少し怖くても自分の感じていることなどを大切な人たちに知ってもらう努力をしていきましょう。自分を表現していくと心の扉が少しずつ開いていくのが感じられるでしょう。

 

自分の意見を表現するときに起きうることで、心にとめて頂きたいことがいくつかあります。

 

自分の意見を否定されることは嫌な経験かもしれません。

しかし、それはあなたを否定しているのではない、その人と考え方が違うだけなのだと知ることで物事を個人的にとらえなくなっていきます。

 

相手が心を閉ざしていても、それは相手の育った環境や嫌な出来事があったりした結果であって、相手の問題です。それを、自分のことを責め、自分は信用がない/接し方に間違いがあったように感じる必要はないのです。

 

 相手と溝があって当然。その溝を時には橋をかけたり、また意味を取り違えて溝を深めたりしながらもあきらめず、内なる強さとしなやかさ、美しさや優しさを身につけていくのが地上に転生した私たちの旅路です。

皆さまの旅がより軽やかに生き生きとなるようにお手伝いをさせていただきます。

 

自分を表現できないつらさは心と精神を暗くさせてしまいます。

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