何度も登場する対人問題と境界線。

 

切っても切れないこの関係、あなたが人間関係で悩んでいるなら間違いなく境界線が絡んでいます。

 

境界線とは簡単に言うと、こちらが私の領域で、そちらがあなたの領域です、ね。

 

持ち物や家などははっきりしていますが、問題になるのは見えないエネルギー。

 

コントロールの強い方は、Noが言えない方のエネルギーの境界線をドンドン押してきて、弱気な方のエネルギー体は次第に狭く同時にエネルギーが動きにくくなっていきます。

 

厄介なのは最初はとても良い人だったりして、「いいよ～」なんて言っているうちにどんどんしんどくなってコントロールされていると分からないケースです。

 

エネルギーのコードやバイオプラズマと言われるエネルギーの触手で次第にコントロールされていくからです。

 

体がしんどい、重い、ある人が頭から抜けない、だから思考からその人を追い出そうとするのにどうしても考えてしまう。

 

すると当人と対面するときには防衛反応が出てしまい明らかな対人問題まで発展してしまいます。

 

コントロールしている方は小さいころからそのように振舞ってきたので、自分がコントロールしていたり、他人のエネルギーを吸い取っているなどとは気づいていません。

 

ですから、急にとげとげしくなったりよそよそしくなった人に対してもっとコントロールして状況を改善しようと躍起になります。

 

ますます、コントロールされることになった方はたまったものではありません。

 

このようにしてどちらかが舞台を降りるまで（もちろん大抵降りるのはコントロールされてしんどい方ですが）境界線を引きなおそうとする方ともっとその人をコントロールしようとする人の見えない攻防が起きます。

 

 

さて、あなたが経験している対人問題はどちらの問題でしょう？

 

コントロールする側か、される側か。

 

コントロールする側なら、外の世界をコントロールし続けることは本当に自分が望むもの「愛や尊敬、親密な間柄、信頼、自尊心」は得られないことを知っておかなければなりません。

コントロールを手放してこそ「心の平和」が得られ回りの方が安心して心を許せる関係が結べます。

 

コントロールされる方は勇気をもってあいまいになっている境界線を引き直す作業を始めなければなりません。

 

「私は興味がありません」

「お気持ちはうれしいですが、この件はそっとしておいてください」

 

このようにNOを言って狭くなった境界線を取り戻していきましょう。

 

コントロールしている方は急に境界線を引き出した相手に対して恐れを感じます。

 

コントロールされている方はこれを聞いて驚かれるかもしれませんが、コントロールしている方はそのような関係が愛だと往々にして思い込んでいたりします。

 

なぜなら、その方の親が愛という名のもとにコントロールしていたからです。

 

通常、怒りや恐れからではなく、境界線をきれいに引き直す意図を持ってNOを言うとかなり効果が見られます。

 

それは相手の方（コントロールする方）にもよい影響をもたらします。

なぜなら、世界はコントロールする必要がないことが無意識のエネルギーレベルで現実として受け止められるので世界観を変える可能性を広げてあげられるからです。

 

どうぞお試し下さい。

 

 

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